こんにちは、インフルエンサー専門ビジネスコーチ「のなさん(@nonanona_tr)」です。「自社商品を持ちましょう!」こんなアドバイスを受け、PR案件やアフェリエイトじゃない収益源を模索しているインフルエンサーさんも多いと思います。その時、「よし、もっと稼ぐために自社商品を創ろう!」と考えると失敗します。視点が自己中心的だからです。自分の商品を創って、売れる仕組みを作る。これって「起業家」になるということです。社長になるということです。うまくいく人はこういう意識でやってて、うまく行かない人はこういう意識になちゃってますよというメンタル面の本質を解説します。「必要な人に、必要なサービスを、届ける」これだけ結論から言うと、インフルエンサーが自社商品を作って売ろうと思ったら、たった1つの本質を押さえるだけで成功確率が高まります。それのビジネスの本質が、「必要な人に、必要なサービスを、届ける」これだけです。あまりにシンプルなので、解説が必要だと思います。笑具体例としては、「砂漠で、水を売る」というシーンを思い浮かべてみましょう。相手は何を必要としているでしょうか? のどが乾いています。のどの乾いている状態が続くのは辛いです。そういう人に水を売るのは簡単ですよね。逆に、この人に「温かいレモネード」や「高級な香り豊かな紅茶」を用意しても売れないでしょう。ここで大事な本質が学べます。それは「ビジネスは、相手のニーズありき」ということです。いくら手元にレモネードがつくれそうなレモンがあっても、たまたま高級な紅茶があったとしても、あなたが砂漠という場所を選んでビジネスをしたいなら、「相手のニーズ」を把握する必要があります。どうしてもレモンを使ってレモネード売りたいなら、レモネードを買ってもらいやすい場所を見つけることが重要です。逆に言うと、相手のニーズさえ満たしていれば、売るものがただの水であろうが、高く売れます。例えば、「好きなアイドルと握手できるチケットつきのお水、5000円」って書いてあれば、それがただの水であっても5000円で売れちゃいます。これは相手にとって「好きなアイドルと握手したい!」ニーズがとても強いから、水を握手券とパッケージして売れば売れるという事例ですね。この「必要な人に、必要なサービスを用意する」という本質は本当に大事なので、常に思考、行動がズレないようにするのがポイントです。よくある失敗では、インフルエンサーが「自社サービスを創ろう!」と思った時によくある失敗を。◎よくある失敗①商品開発をしよう!オンラインサロンをつくろう!など形式から入りがち。ニーズ把握不足なりがち。②自己中心になりがち(いくら稼ごう!社会貢献欲を満たしたい!)③Lステップ、アイステップ、などマーケティング手段にとらわれて、何をしたらいいかわからなくなりがち。①が最も多いですね。確かに「物=プロダクト」をプロデュースするインフルエンサーは多いです。これのパターンって2つです。ファングッズ型か、そこそこプロダクトか。ファングッズなら止めません。買うのはファンだけなので。そこそこプロダクトが問題です。本気でものづくりしているメーカーがいるなかでインフルエンサーがちょっと関わっただけで本当にいいものというのはできません。作れるのはせいぜい「そこそこよくて、そこそこの値段がするこだわり商品」であり、大企業が得意な大量生産でコスパのよいものはなかなか創れません。しかも、生産メーカーと話をしてみると、思ったよりお金がかかるという現実にも気づきます。あとはオンラインサロンやりたい!のように憧れから入ってしまうパターンです。どちらも「売れるかどうかは、相手のニーズありき」というビジネスの原則から外れてしまってます。②自己中心的になりがちもよくあります。ビジネスの動機としては「月100万円稼ぎたい!ゆとりのある生活したい!人のためになってる感、感じたい!」と思うのはとても良いと思います。一方で、「顧客」からしたらそんなの関係ありません。いや、むしろ邪魔かもしれません。砂漠で水を売ってる人が2人いたとしたら、「月100万円稼ぎたいんだよね!」と言ってる人と、「水が手に入らない人を減らしたい!」と言ってる人がいたらどう思いますか。なんか自分が稼ぐことばっかり考えて、焦ったり、不安になってるセールスマンって嫌じゃないですか?それよりは、顧客志向で困ってる人をどうサポートできるかを考えてるセールスマンのほうがいいですよね。顧客のことを考え尽くせば自然と必要な商品が思いつき、見つけてもらうための必要な行動が見えてくるというものです。③マーケティング手段にとらわれるもすごくあります。ビジネスには難しい用語や、それっぽいツールがたくさんでてきます。それらに踊らされて、「必要な人に、必要なサービスを届ける」から思考が外れてしまいます。本来マーケティングというのは、「必要な人に見つけてもらう」「必要な人の背中を押す」「必要な人に感謝し続けてもらう」仕組みや導線をつくるものです。Lステップであれば、ステップ配信をすることで、一気に情報を送ったのでは消化不良になる人に対して、こちらが設計したペースで1つ1つ情報を提供できるのが本質です。それがツールに踊らされすぎると、「文章を作らなきゃ」「配信設定しなきゃ」という作業になりやすいんです。これでは本質から外れやすいです。ビジネスは100%相手のため「必要な人に、必要なサービスを届ける」という本質を理解し、失敗を避けたい!成功確率を上げたい!と思った人にさらにアドバイス。「ビジネスは100%相手のためにする」この意識があると、本質からブレにくくなります。これ、本来、インフルエンサーは得意なはずなんです。なぜなら「コンテンツ作り」においては、相手のニーズを満たすために企画、アイデア、クリエイティブを自分の頭で工夫してきたからです。コンテンツ作りにおいては100%相手のためにする意識で動けていたはずなんです。なのに、ビジネスというと、なぜか自分の年収ばかり気にしてしまう、他の人がやってるからという理由だけで形から入ろうとしてしまう。コンテンツ作りは「アルゴリズムを攻略」するために、ショート動画最初の2秒に命をかけてリーチが最大化するように工夫していたのに。同じように、「顧客から感謝され続ける」ために、商品作りとそれを届けるマーケティングに命をかけて工夫すればいいんです。そのためには顧客に話を聞いて、顧客の悩みを把握する必要があるでしょう。悩みの原因、の原因が何かまで特定していく必要があるでしょう。商品を買ってくれた人がいたとしたら、その人に話を聞いて、「普段何を見ていて」「何を期待して買ってくれたか」など把握する必要があるでしょう。1人買ってくれた人がいるということは、そのうらに1000人以上は見込み顧客はいます。その見込み顧客に見つけてもらうための工夫を考えていく必要があります。このように、「100%顧客のため」に意識を集中して、思いつく打ち手を試していく姿勢が必要です。成功するインフルエンサー起業家は、「顧客に集中していたら、気づいたらアレコレ打ち手を試していた」みたいな感じになっていきます。通過点として、「売上◎万円、突破してた」みたいに、当初たててた目標は達成したっていうよりは通過してたみたいな感じになります。「自分に何ができるのかわからない!」という初期フェーズの人も、サービス創った後のマーケティングで「何すればいいかわからない!」というフェーズの人も、立ち返るべきは顧客です。うまくいく人はそれくらい顧客を中心にビジネスを考え、行動しています。ぜひ、「必要な人に、必要なサービスを届ける」という本質からブレないためにも、「ビジネスは100%相手のためにする」思考もセットで大事にしてみてください。本日のまとめ①「必要な人に、必要なサービスを届ける」のがビジネスの本質②本質から外れるあるあるTOP3「形式、手段から考えがち」「自己中心的になりがち」「マーケ手段にとらわれがち」③本質からずれないコツは「ビジネスは100%相手のためにする」と顧客中心で考えること。関連記事自社商品作る以前に、そもそも誰のどんな課題を解決したいか考えたい方はこちらをご覧ください自社商品で月100万達成したいインフルエンサーが、必ずユーザーインタビューするべき2つの理由とは?ユーザーインタビューの具体的なやり方を知りたい時にインフルエンサーさんが、新規サービス立ち上げ時に行うべきニーズ調査インタビューのポイント10選メンター活用事例が気になった人に!インフルエンサーが起業を目指す時、成功確率をあげるメンターの7つの条件とは?のなさんがメンターするとどんな感じ?が気になった人にお客様の声|びびろっくさん(ペアインフルエンサー・起業家)↓PRアフィ依存から脱却したいインフルエンサー向けに、自社商品で月100万を目指すメール講座やってます。登録はこちらから