経営者のストレスって半端なくない!?もっと穏やかに、軽やかに、楽しいメンタルで毎日を過ごす簡単なコツってないのかな?そんな経営者やビジネスリーダーの方に、この記事を読んでいただきたいと思います。こんにちは、経営の迷いや違和感を解決するエグゼクティブコーチの野中祥平です。経営者として「ストレス半端ない」毎日を送っているあなたに、15年間実践し続けている小さな習慣をご紹介します。職場の人間関係、業務量の多さ、苦手なことまでやらなければいけないプレッシャー、数字への責任、同業他社との比較、家族との関係...経営者だからこそ抱えてしまう様々なストレスで、エネルギーが分散し、集中できない状態になっていませんか?上場企業で赤字事業を5年で10倍成長させた経営経験を持ち、5年以上エグゼクティブコーチングを活用・提供している私が、どんな時でも心を軽やかに保てる「内面の浄化習慣」をお伝えします。この記事で学べること✅ なぜ経営者のストレスは「半端ない」レベルになってしまうのか?✅ 表面的なストレス解消法では根本解決しない本当の理由✅ 15年間ほぼ毎日唱えている「5つの言葉」の内容と効果✅ ハワイの伝統的な問題解決法を日本人向けにアレンジした背景✅ 短期的・中長期的に現れる具体的な変化✅ 「愛情と感謝のエネルギー循環」の世界観への転換方法特別な道具も時間も必要ありません。今日からお散歩中や隙間時間に実践できる、実践的で本当に使える内容です。スリーセンテンス要約経営者の「ストレス半端ない」状態の根本原因は、重苦しいメンタルが蓄積し、エネルギーが分散して本来の力を発揮できなくなることであり、表面的なストレス解消法では根本解決しない。「ごめんなさい。お許しください。愛しています。感謝します。ありがとう」という5つの言葉を日常的に唱える習慣により、内面の浄化が促され、短期的には気分が軽くなり、中長期的には愛情と感謝のエネルギー循環の世界観に移行できる。この習慣は西洋的なロジカル思考と東洋的な全体調和思考を統合する「経営者メンタル3.0」の基盤となり、自己否定から脱却して軽やか・楽しい・柔らかいメンタルで経営できる状態へと導いてくれる。経営者の「ストレス半端ない」現実とその根本原因なぜ経営者は他の職業よりもストレスレベルが異常に高いのか?━━━━野中さんが実際に体験された「ストレス半端ない」経営者の現実って、どんな感じでしたか?野中: 「経営者のストレス、本当に半端ないですよね...」これは、エグゼクティブコーチングセッションでクライアントの経営者さんからよく聞く言葉です。そして僕自身も、上場企業で執行役員として赤字事業を買収し、5年で10倍成長させる過程で、深く共感できる経験をしてきました。一般的な会社員とは比較にならないレベルの重圧が、経営者には日々のしかかってきます。職場の人間関係、膨大な業務量、苦手なことまでカバーしなければいけないプレッシャー、数字への責任、うまくいっている同業他社との比較、家族や身内との関係...。経営者特有の「全責任を背負う」プレッシャーとは?━━━━経営者と一般の会社員で、ストレスの質って根本的に違うものなんですか?野中: 最も大きな違いは「全責任を背負わなければ」というプレッシャーですね。一般的な会社員の場合:上司に相談できるチームで責任を分散できる最終責任は上司や会社が取る経営者の場合:最終的な責任はすべて自分相談相手が限られる社員や家族の生活まで背負っているこの重圧は、想像以上に心身に負担をかけます。経営者の孤独感を根本解決する方法|誰にも相談できない悩みから解放される秘訣でも詳しく書きましたが、この孤独感が多くの経営者を苦しめています。なぜ表面的なストレス解消法では解決しないのか?━━━━よくある「運動しましょう」「休暇を取りましょう」みたいなストレス解消法が経営者には効かないのはなぜですか?野中: ここが重要なポイントなんです。経営者のストレスは、単なる「疲労」や「プレッシャー」ではないからです。表面的なストレス解消法の限界:運動や趣味でリフレッシュ → 一時的な効果のみ休暇を取る → 根本的な不安は解消されない酒やギャンブルに逃避 → むしろ問題が悪化経営者のストレスの本質:「完璧でなければ」という自己否定のループ「誰にも弱音を吐けない」という孤独感「エネルギーの分散」による本来の力の発揮不足重要なのは「ストレスをゼロにする」ことではありません。重苦しいメンタルから軽やかなメンタルへと転換する習慣を身につけることなんです。15年間実践している「5つの言葉」の全貌2011年、震災の年に出会った人生を変える習慣━━━━野中さが15年間続けている習慣って、具体的にどんなものなんですか?野中: 僕がこの習慣と出会ったのは、2011年のことでした。東日本大震災があった年ですね。その年に開催されていたチャリティートークイベントに参加したとき、はづき虹映さんという数秘術や鑑定をされているスピリチュアル系の方の講演を聞く機会がありました。そのときに教えていただいたのが、今でも毎日唱えている5つの言葉だったんです。とてもシンプルです。「ごめんなさい。お許しください。愛しています。感謝します。ありがとう」この5つのフレーズを、お散歩しているときや、ちょっとした瞬間に何回か唱える。そんなシンプルな習慣が、僕の15年間のメンタルマネジメントの基盤となりました。ハワイの「ホ・オポノポノ」と日本版アレンジの違い━━━━この5つの言葉って、何か元ネタがあるんですか?野中: この言葉は、ハワイの伝統的な問題解決法「ホ・オポノポノ」で使われる4つの言葉をベースにしています。元々のホ・オポノポノの4つの言葉:ごめんなさい許してくださいありがとう愛していますこれらの言葉を唱えることで、内面の浄化や問題解決が促されるとされています。はづき虹映さんの日本版アレンジ:「感謝します」というワードが追加より日本人になじみやすい順番に調整「お許しください」という丁寧語の使用はづきさんが紹介していたのはこんなアレンジが加えられ、より日本人に馴染みやすい言葉になっているのかなと思います。それぞれの言葉が持つ「内面浄化」の意味━━━━5つの言葉それぞれの意味はどんな感じですか?野中: それぞれに深い意味があります。「ごめんなさい」 → 自分の内面の問題や過ちを認め、それを手放すこと。懺悔的な文化から来ていて、自身の至らないところや不完全なところをまず認めて、その重苦しい感覚を手放していく意味があります。「お許しください」 → 過去の出来事や感情を手放して、自分を認めて許すこと。これも懺悔的な文化から来ていると思いますが、過去の感情を手放して自分を許す意味があります。「愛しています」 → 不完全な自分、現状の自分、目標達成していない自分も含めて無条件に愛すること。自己肯定感を高めるフレーズですね。「感謝します」 → 何か特定の行為への感謝だけでなく、生まれてきたこと、この時代に生きていることへの感謝を思い出すこと。感謝のセンサーをオンにする効果があります。「ありがとう」 → 感謝の気持ちを表しながら、物事が好転することへの期待も表すこと。「メンタル弱い経営者」から抜け出す実践方法どんな場面で、どのように唱えているのか?━━━━実際にはどんなタイミングで、この言葉を唱えているんですか?野中: この5つのフレーズ、すごく言いやすいんですよね。基本的には「いつでも」唱えています。日常の実践タイミング:何か悩んだとき苦しいときふとした一人の瞬間大きなプレッシャーを抱えたときお墓参りしたとき神社をお参りしたときお散歩のとき朝起きたときお風呂に入っているとき髪の毛を乾かしているとき割と僕にとっては日常的に発するフレーズで、隙間時間があれば言うフレーズみたいな感じになっています。効果的な活用の4つのコツ━━━━より効果的に実践するコツってありますか?野中: 4つのコツがあります。コツ1:1回だけでなく、5回〜10回唱えまくるとにかく何回も唱えることです。唱えていると、なんかいい気持ちになってくるし、リズムがついてくるのでおすすめです。コツ2:どんなときでも唱えるお散歩中、朝起きたとき、お風呂に入っているとき、化粧水を塗っているときなど、いろんなタイミングで言っています。コツ3:特に気分が落ち込んだときこそ活用マイナス感情に揺さぶられたとき、プレッシャーを感じたとき、重要な人物と会うときなど、苦しくなってしまいそうなときなどです。こういう時こそ、愛情と感謝のエネルギー循環の世界に行くために、軽い気持ち・楽しい気持ち・柔らかい気持ちを取り戻すためにこのフレーズを唱えると、一番短期的に効果があります。コツ4:スピリチュアルな活動のときにこそ神社お参りやお墓参りなど、自分自身と向き合いやすい時間、先人とのつながりを思い出す時間、感謝や愛情の感情を思い出しやすい空間・時間だったりします。なので、そういう活動をするときこそ一緒に唱えると、より効果が上がると思います。✉️同じような悩みを抱える経営者に向けて、メンタルマネジメントや思考整理のヒントを週2回配信中です。登録無料で、最新記事をお届けします。15年間で実感した3つの劇的変化短期効果:重苦しいメンタルから即座に解放される━━━━実際にどのような効果を感じているんですか?野中: まず、短期的な効果として、メンタルが軽くなることです。このフレーズを唱えると、意外と短時間でも気分が良くなったり、すっきりしたりします。重苦しい感じから少し抜け出しやすくなるんです。特に、プレッシャーを感じているときや、誰かとの重要な会議の前、厳しいフィードバックをしなければいけない場面の前などに、この習慣を活用すると、明らかに心が軽やかになります。あえてスピリチュアル的に言うと、「波動が変わる」とか「周波数・パラレル・エネルギーが変わる」みたいな感じです。もっと簡単に言うと気分が変わります。ちょっとでも重苦しい時、モヤモヤしている時、イライラしている時には、このおまじないを唱えない理由がないんです。感謝を忘れて傲慢経営になるリスクも高いし、愛情を忘れて否定的になったりイライラしたりする経営者と一緒に働きたい人はいないですよね。だからこそ、毎日、いつも「ごめんなさい、お許しください、愛しています、感謝しています、ありがとう」を唱えるのはロジカルに捉えてもメリットが大きいです。内面を浄化し、穏やかで軽やかなメンタルになりやすいです。中長期効果:愛情と感謝のエネルギー循環への転換━━━━中長期的にはどのような変化がありましたか?野中: これが一番大きな変化だと思うのですが、愛情と感謝のエネルギー循環の世界観に移行しやすくなりました。従来の経営者メンタル(メンタル弱い状態):常に目標達成に追われる現状と理想のギャップに苦しむ「自分はダメだ」「現状には問題がある」という自己否定転換後の経営者メンタル:「自分たちならここまでできるよね」「自分たちならこういうことをやっていけるよね」「自分たちが社会にこういう価値提供していけるよね」そういうセルフイメージから作られた目標設定や事業運営ができるようになったとき、内発的動機があるし、自分たちの得意なことで社会に貢献したいという愛情のエネルギーが循環しやすくなるんです。経営成果:理論化と実際のビジネス成果━━━━ビジネス面での成果はどうでしたか?野中: 実際に事業で経営の成果が出たり、「経営者メンタル3.0」みたいなコンテンツに落とし込むことができたりしました。西洋的なロジカル思考と東洋的な全体調和思考が大事だという理論のベースになったのが、この5つのワードだったのかなと思っています。経営判断に迷いが生じる本当の理由|西洋的なロジカル思考の限界と直感を活かす経営術でも書いたのですが、ロジカル思考だけでは感じ取れない「自分の内なる声」「時代の流れ」「全体調和」を大切にした経営スタイルへの転換が、この習慣の先にあるのかなと思います。経営者メンタル3.0への進化|西洋的思考と東洋的調和の統合なぜこの習慣が「経営者メンタル3.0」につながるのか?━━━━「経営者メンタル3.0」って何ですか?この習慣とどう関係があるんでしょう?野中: 最近、僕は「経営者メンタル3.0」という概念を提唱しています。これは、西洋的なロジカル思考と東洋的な全体調和思考を統合したメンタルマネジメントのアプローチです。経営者メンタル1.0(猛烈自己犠牲モード) 「重く、硬く、苦しい」責任感中心の経営スタイル経営者メンタル2.0(自己解放モード)「軽く、楽しく、柔らかい」自分らしさを取り戻した状態経営者メンタル3.0(全体調和モード) 西洋的ロジカル思考 × 東洋的全体調和思考を統合し、「感謝」「愛情」「調和」「余白」のエネルギーで全ステークホルダーとの循環を生み出す経営自己否定ループからの脱却方法━━━━多くの経営者が陥る自己否定ループから抜け出すにはどうしたらいいんですか?野中: 結局、目標達成しよう、現状と理想のギャップを埋めるために課題を特定して、そのボトルネックを解決するためにやっていこうという西洋的な目標達成手法だけだと、自己否定し続けることになるし、常に「自分はダメだ」となるし、常に「現状には問題がある」みたいな感じになってしまいます。でも、この愛情とか感謝が循環しているエネルギーが循環していて、そういうセルフイメージから作られた目標だと、内発的動機があるし、自分たちの得意なことで社会に貢献したいという愛情のエネルギーが循環しやすくなる。つながりの力|一人で生きているわけではない━━━━この習慣を続けることで、どんな気づきがありましたか?野中: この習慣を続けていると、自分は一人で生きているわけではないし、つながりの中で生きていることを思い出すんです。自分一人でできることは小さいけれども、いろいろな内側にあるものも外側にあるものも、いろんなリソースを活用させてもらってありがたいなと思いながらやっていこうというエネルギーに移行しやすくなります。ハワイという土地柄、多分自然と一体化して、ロジカル思考もありつつ、でも自然との調和みたいなのも大事にしている風潮があるのかなと思います。そこ発祥の日本風にアレンジされたワードというのは、僕にもすごく相性が良くて、全体の調和を図っていく、自分自身の気持ちや感情も認めつつ、愛情とか感謝のエネルギー循環の世界観に身を置いて、自分の今の自分から何ができるのか、自分はどういうふうに本当はしていきたいのかを考えるきっかけをくれたフレーズだったと思います。📖 AI時代だからこそ重要になる「西洋的なロジカル思考×東洋的な調和思考」の統合思考について、『経営者メンタル3.0』で23の実践アクションと合わせて詳しく解説しています。今日から始める実践ガイドまずは騙されたと思って試してみてください━━━━この記事を読んでいる経営者に向けて、メッセージをお願いします。野中: この記事を読んでくださった経営者の皆さんも、騙されたと思って今日から試してみてください。経営者って本当にプレッシャーを抱えたり、社員に言わなければいけないことを伝えなければいけない場面があったり、厳しいことを伝えなければいけない場面があったり、厳しいフィードバックをしなければいけない場面があったりして、日々感情がアップダウンするし、プレッシャーがあって重いメンタルになりやすいと思います。そんなときにも、このフレーズってすごく寄り添ってくれるフレーズだと思うので、使ってみてください。具体的な実践ステップ━━━━具体的にはどうやって始めればいいですか?野中: 4つのステップで始められます。ステップ1:まず覚える 「ごめんなさい。お許しください。愛しています。感謝します。ありがとう」ステップ2:隙間時間に唱える 歩いているとき、お風呂に入っているとき、朝起きたときなどステップ3:特にストレスを感じたときに集中的に唱える 会議前、プレッシャーを感じたとき、落ち込んだときなどステップ4:神社やお墓参りなどのときに唱える より効果的な環境で実践してみるエグゼクティブコーチングという選択肢も━━━━より深いサポートが必要な場合はどうしたらいいでしょう?野中: もちろん、コーチの立場としては、対話の専門家からコーチングを受けて、自分の素直な感情を吐き出したり、安心して話せる場を用意したり、自分の成長を応援してくれる人とのつながりがあるといいなとは思います。でも、全員が今すぐコーチングを受けましょうとも思ってないので、まずは15年やってる習慣を試していただければと思います。経営の迷いや違和感を解決する「エグゼクティブコーチング」サービスの詳細を知りたい人はこちら上場経験を持つ経営者、キッズライン代表「経沢香保子さん」のエグゼクティブコーチング体験談はこちらまとめ|軽やか・楽しい・柔らかいメンタルで経営を━━━━最後に、この習慣を通じて経営者の皆さんに伝えたいことを聞かせてください。野中: 今日の話は、経営者の内面の話です。こんなおまじないを唱えるだけで変わるのか?と100%信じれない人の方が多いと思います。でも、「内面が穏やかになる→イライラや焦りをぶつけなくなる→感謝や愛情の循環をよくしやすくなる」という順番で考えると、結構再現性はあるんです。しかも、ある程度ハワイみたいな歴史や文化をベースとした伝統的なものでもあったりするし、長く語られているということは意味があることだと思います。変に「引き寄せだ!」「波動を変えるんだ!」とスピリチュアルに傾倒するのではなく、むしろこのおまじないを使うことによって、軽く・楽しく・柔らかいメンタルになって、愛情と感謝のエネルギー循環の世界に向かうんだという、ちょっと楽しい気持ちで捉えてもらえたらいいんじゃないかなと思っています。経営者の皆さんは、メンタルマネジメントを気にするより、実際の日々の経営や、メンバーやお客様とのコミュニケーションに意識を使う方が多いでしょう。だからこそ、こういう手軽な日常的にできるワンアクションも覚えておくと、すごく味方になってくれるんじゃないかなと思っています。何より僕が15年ほぼ毎日唱えているワードだったりするので、すごく気に入って使ってるワードです。スピリチュアルすぎて怪しいという感じもないし、別にそれをブツブツ唱えても誰かに迷惑をかけるものでもないので、ぜひ気軽に使ってもらえたらいいなと思っています。この小さな習慣が、あなたの経営者人生を少しでも軽やかで、楽しく、柔らかいものにしてくれることを心から願っています。┌───────────────────┐ \この記事を読んだ方におすすめ/ 📚 体系的に学びたい方 → 書籍『経営者メンタル3.0』を読んでみる 💌 継続的な学びを求める方 → メルマガに登録する 🗣️ 今すぐ状況を変えたい方 →コーチング体験セッションに申し込む└───────────────────┘関連記事経営者の孤独感を根本解決する方法|誰にも相談できない悩みから解放される秘訣経営判断に迷いが生じる本当の理由|西洋的なロジカル思考の限界と直感を活かす経営術孤独な経営者がAI相談に依存して「自分の本質とずれる」危険な現象|AI時代の経営者メンタル管理術とは?参考文献 はづき虹映さんBLOG『慈悲のエネルギー』