こんにちは、インフルエンサー専門ビジネスコーチ「のなさん(@nonanona_tr)」です。今回は、「オンラインサロンで見るべき数字」というテーマを解説します。オンラインサロンはじめた人は、「今月何人新規入会できたか?」という新規集客数だけ見がちです。この「新規入会数」を追う数字管理だと、詰む可能性が高いので、考え方から変えてもらえればと思います。オンラインサロンで、参加者を幸せにしたい人は必ず見てください。■目次大前提、この数字だけは見てなぜ、離脱率を見ないといけないのか離脱率が下がってるゴールイメージ離脱率の具体的な下げ方具体的なサービス契約後の教育施策例「ステップメール」参考すべきサービス例1:大前提、この数字だけは見てオンラインサロンなどの月額課金サービス、サブスクビジネスで大事な数字は次の3つです。1:新規集客数2:既存顧客の継続期間3:毎月の離脱率1→毎月一定の人数が増えて2→価値を実感して、継続してくれる期間が長くて3→離脱する人が少なければサービスの売上は右肩上がりに伸びるというわけですね。特にウォッチすべきは1「新規集客数」と3「離脱率」。あえていうなら、初期、一番大事なのは3「離脱率」です。2:なぜ、離脱率を見ないといけないのか離脱率が5%と10%でどのような違いが生まれるかシミュレーションしましょう。100名スタートで、新規集客を一切しない場合こんな感じです。離脱5% 離脱10%0 ヶ月: 100| 1001 ヶ月: 95 | 902 ヶ月: 90 | 813 ヶ月: 86 | 734 ヶ月: 81 | 665 ヶ月: 77 | 596 ヶ月: 74 | 537 ヶ月: 70 | 488 ヶ月: 66 | 439 ヶ月: 63 | 3910 ヶ月: 60 | 3511 ヶ月: 57 | 3112 ヶ月: 54 | 285%でも結構きつく感じます、10%越えたらきついです。よくバケツに例えられます。「バケツの穴が大きい状態」だとたくさん水くまないといけない。↓バケツの穴を塞いでから、水汲んだほうが効率ですね。つまり、離脱率は低ければ低いほど、経営が安定するということです。新規集客が毎月できなくても、離脱率が低ければ、安心ですが、そうじゃなければ「毎月新規集めなきゃ」になってしまいます。大前提「離脱率を下げることが重要課題だ」と認識し、手を抜かないことです。これを経営課題と認識できず、新規!新規!となってたら、まずいです。目標としては、毎月記録し、目標5%以下、最低10%以下を目指しましょう。10%越えてたら大きなバケツの穴がある状態です。3:離脱率が下がってるゴールイメージそもそも「新規集客」しか見てない状態は、「私がいかに稼ぐか?=何人のオンラインサロンになったか?」にしか意識が向いてない傾向があります。お金の亡者コースまっしぐらな思考なのが危険です。そうならないために、解決している状態のイメージをつけておきましょう。「課題:離脱率下げること」課題が解決してる状態とは?「途中でやめない人が増える=価値を実感してくれるお客様を増やすこと」=INPUTだけではなく、実践して、行動する人が増えること=顧客に成長実感させて、変化できて嬉しい!って感情を作ること=「◎◎さんのおかげで変化できましたありがとう」という感謝の総量を増やすことこのイメージでいてください。ビジネスがうまくいくときは必ず「感謝を受け取る量が増える」「感謝を受け取る質が増える」どちらか、またはどちらもが達成できてる時です。感謝されることをゴールに置かないビジネスは、ただの金稼ぎです。(いっぱいいますが、結局長続きしません。)オンラインサロンでいえば、「ここに入ったことで、ただINPUTするだけではなく、◎◎を取り入れて変われました!1ヶ月前3ヶ月前と比べてこんなに変化できて嬉しいです!ありがとうございます!」という成長実感を与えて初めて感謝されると思います。継続して価値を実感してくれる人がいるから、経営が安定する。経営が安定すると、たくさんの感謝を受け取りやすくなり、売上が上がり続ける。そんなイメージです。ちなみに、離脱する理由はいろいろありますが、「時間がない(時間を作る気がない)」とか「家族の都合で時間が作れない」とかは置いておいて。「うまく活用できなかった(活用する気があったのに)」というのがもったいないですよね。ピラミッドでいえば、上:なにもしなくても勝手にうまくいく2割中:影響受けやすく上にも下にもいく6割下:何してもだめな2割ここでいう真ん中の人が活用、継続できるようにしてあげてください。そもそもサブスクサービスって、価値実感できないと続けないです。月8000円払って、価値実感しなかったらジムだって辞めますよね。でも痩せるという効果が出る手前でも価値実感ってさせれますよね。(運動そのものが楽しい、ストレス解消になるみたいな)新規顧客が、「実践して、価値を実感してくれる顧客」になるかどうかは、運営側の工夫次第です。4:離脱率の具体的な下げ方3つあります。対策1:入る前の教育対策2:入った後の教育対策3:運営改善盲点は1,2です。ストーリーだけでオンラインサロン告知してたり、YouTubeの最後にオンラインサロンやってるよと告知するだけの人が多いので、実は対策1もちゃんとできてないケースは多いです。見切り発車でオンラインサロンをする人も多いため、対策2もできてないケースが多いです。対策1:入る前の教育(LP改善、日々の発信、無料メール講座や無料動画講座などの配信)→そもそも離脱しにくいマインドまで持っていった状態で契約してもらう方向オンラインサロンに入ってくれる人の感情のイメージは次の5段階です。1)そんなのあるんだ!(ただ、認知してるだけの状態)2)なんかよさそう!(◎◎さんがプロデュースしてるから)3)確かによさそう!(クチコミ、実績がいい感じだから)4)私にあってそう!(他と比較してよさそうだから)5)このままじゃ嫌だ!今すぐ入らなきゃ!(自己流じゃいつまでも挫折しそう、このサービスに入らないと変われないかも)イメージはこの5段階のイメージで、2レベルの「浅い理解」の人を無理やり入れちゃうと、必要性と欲求が低いので、すぐ離脱します。教育というのは必要性を認識させ、理想の未来にいきたいという欲求を認識させることです。こんなサービスあるよ!はただのサービス説明であり、教育にはなってないです。「自己流で◎◎しようとすると挫折しやすいよ」「行動を継続する環境が大事だよ」「初心者がぶつかりやすいのはこれだよ。ここに入ると課題解消しやすいよ」そういうことを伝えるのが教育です。オンラインサロンに入る前の教育は、LINEやメルマガなどでステップ配信する形でメッセージを届ける事が有効です。対策2:入ったあとの教育(素直に実践しましょうと伝える、時間作るコツ伝える、模範顧客をつくる、模範顧客のクチコミ可視化するなど)→サービスINしたあとにも、教育は必要です。なぜならみんな契約時はテンションが高まって、「とにかくクレジットカード入力しなきゃ」の頭なので、どう活用するか?っていう情報は頭に入ってこないからです。テンションだけで変わろうとしても、人間元に戻る力が強いので、やる気は絶対に減ります。元に戻る力に負けないように、「継続できる人はこういう人だよ」「こうやって活用するのがおすすめだよ!」「初心者はここでつまづきやすいから、まずこれをしようね!」などを行動、実践にむけたマインドを刷り込む必要があります。ちなみにチャット形式でたくさんメッセージを受け取っても流れちゃうので、意外とメールのステップ配信などは有効です。対策3:運営の改善当たり前ですが、ストレスが少ない、迷子にさせない運営が大事です。中身のコンテンツのクオリティも大事です。モニター期間などを設けて、運営者自身がスムーズな運営になれることが必要です。また、オンラインアシスタントなどを活用して、オンラインサロンに関する事務作業をお任せするのも有効です。全部自分でやろうとすると大変なので。5:具体的なサービス契約後の教育施策例「ステップメール」『勢いで入ってみたけど、活用できてないし、やーめた』という人を生み出さないためには、入った後の人にきちんと活用方法やマインドを伝えていくことが重要です。新規顧客が、サービスINしたあとの人に5日間でステップメールを送るとかは、良い教育になります。ステップ配信の例サービスの全体像 オンラインサロンを活用した人の事例 活用のコツ7選(素直に実行、できなくてもOK、やる日を決める、、など) 途中で挫折する理由TOP3とその対策 一緒に頑張りましょう! こういうことを刷り込めば「素直じゃないとだめなんだ」「まずは信じてやってみよう」など影響を受けやすい人が、ちゃんと変化し、実践してくれます。6:参考すべきサービス例これはぶっちゃけ企業の方がちゃんとやってます。なぜなら、業績向上のためには「離脱率が低いこと」は超大事だからです。月額サービスに実際に入ってみて、どんなアフターサポートがあるか見てみてください。格安ジム「チョコザップ」https://chocozap.jp/→業績拡大スピードがはんぱなく、マーケティングが超しっかりしてるので、サービス契約後のコツは学べます。ダイエットアプリ「OWN」https://web.own-dot.com/→食事管理と運動の管理アプリ。マインドへの刷り込みが動画ですごいです。ツール「Lステップ」https://linestep.jp/lp/01/→契約後に、活用ノウハウが毎日メルマガで送られてきますね。活用の仕方をサポートするって、こういうことです。まとめオンラインサロンに着手している、これからチャレンジする方は、「サービス入る前の教育、サービス入った後の教育、運営改善」に取り組むことで『離脱率改善』に取り組みましょう。特に立上げ初期は新規集客よりも大事です。関連記事自社商品作る以前に、そもそも誰のどんな課題を解決したいか考えたい方はこちらをご覧ください自社商品で月100万達成したいインフルエンサーが、必ずユーザーインタビューするべき2つの理由とは?ユーザーインタビューの具体的なやり方を知りたい時にインフルエンサーさんが、新規サービス立ち上げ時に行うべきニーズ調査インタビューのポイント10選メンター活用事例が気になった人に!インフルエンサーが起業を目指す時、成功確率をあげるメンターの7つの条件とは?のなさんがメンターするとどんな感じ?が気になった人にお客様の声|びびろっくさん(ペアインフルエンサー・起業家)↓PRアフィ依存から脱却したいインフルエンサー向けのメール講座やってます。登録はこちらから